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カイロプラクティックの症例集CASES

カイロプラクティックと脳神経問題

ここでは脳神経が原因と考えられるケースに対するカイロプラクティックでの症例をご紹介します。脳神経に関連すると思われる症状には、腫瘍などの病理的問題がある可能性がありますので、当院に来院される前に必ず優先順位として病院での検査を行って下さい。

50代女性

当院に来院されている患者様が、天袋に衣類を収納しようとした際に脚立から落下して臀部を強打してしまいました。それから左目の見え方が変わり、複視と視野が歪んで見える症状が発生したそうです。落下の際に頭を打った記憶はないそうですが、病院で詳しく検査をしたところ滑車神経に異常があるとの診断がありました。状態としては、眼帯で左目を覆っていないと歩行、階段を降りるときがバランスがとれず、車の運転は道路の幅の間隔が掴めないために不可能であるとのことでした。また、テレビを見る際に、右肩を下にして横になると、画像は何とか正常に見えるが、左肩を下にして横になると画面が大きく歪むそうです。病院への通院とともに、当院での矯正も継続することにしました。

検査をしてみると、左の眼球の動きは右の眼球と比較すると不安定で、左の眼球を下方または下方内方へ動かすと関連する特定の筋力が著しく弱化します。これは患者様が不快に思う目の動きと一致します。また動眼神経に影響を与える検査を行うと脊柱の特定の筋力が弱化します。こちらの患者様は以前に検査した時に利き目が右でありました。非利き目側は利き目側に比べて内側直筋が弱化しやすいと言われていますが、非利き目である左目に症状が出ているので、内側直筋と関連する筋肉の弱化はより顕著でした。

矯正は頭蓋骨問題が優勢であるかそれ以外が優勢であるかを検査することから始めました。こちらの患者様は初診ではないので、以前の検査結果から、優位、又は非優位な身体のバランスの方向は解っていました。これは今回再検査しても同じでした。以前調べた非優位な方向は、患者様の視野が歪む方向性と一致していたので、有益な指標となりました。この日は頬骨、上顎骨の矯正と第6胸椎、仙骨の矯正を行いました。

次は1週間後に行いました。患者様の感想では「状態は相変わらず」とのことでした。検査をすると眼球の動きは不安定ですが、眼球と関連する筋力は以前よりも弱化の程度は軽減しています。病院での診察では回復に早くて3か月、長くかかると1年とのことだったそうで、視野が歪むことよりも、そちらの事で精神的ダメージが大きかったそうです。この日は頭蓋骨の矯正は行わず腎臓、股関節、肩の矯正を行いました。

1週間後に再度矯正を行いました。2週間前よりも2〜3%くらい良いかもしれないが状態としてはあまり変わらないとのことでした。この日は眼球の動きは以前よりも良くなり、筋力の弱化はなくなっていました。この日は頸椎の問題が顕著でした。以前からこちらの患者様は骨格的には頸椎に弱点がありましたが、転落以降頸椎の問題は検査では出てきませんでした。ある意味、身体が以前の状態に戻りつつある傾向にあるとも言えるかも知れません。

経過としては2か月経過したころからご本人様も回復してきたと感じられるようになり、3か月に達する頃には車の運転が可能になってきて、視野の歪みや、体勢による変化は殆ど見られなくなってきました。ご本人様も、毎日毎日状態を気にしていたから急激に状態が好転した感覚はなかったけれど、振り返ってみると相当回復しているとの自覚があるそうです。

こちらの患者様は、転落の際に臀部を強打した際に、恐らく元々弱点であった頸椎が大きくバランスを崩したことが頭蓋骨の歪みを作り、滑車神経を始めとした眼球に関する脳神経に影響を及ぼしたものと推測されます。頸椎の問題が明るみに出て、頸椎が安定してきた2か月後以降に急速に回復傾向になってきたのもそのためであると考えられます。最初の2週間は頸椎のアンバランスを骨盤、肩などで補っていたために頸椎の検査は陰性であったと考えられます。