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症例集cases

カイロプラクティックと内臓の不調


カイロプラクティックによる内臓の不調の改善例をご紹介します。内臓をコントロールする自律神経は、脊髄から目的の臓器へ、また臓器から脊髄へ神経の伝達を行います。脊髄においては筋肉をコントロールする運動神経と繋がっているために、臓器とからだのゆがみは密接な関係にあります。

症例1 20代女性 食欲不振 全身の倦怠感
一月ほど前から全身の倦怠感が続き、それに伴い食欲が湧かなくなってしまったそうです。勤務先でも気力が続かずに、早退することが多くなってしまったそうです。以前にお母様が当院に寝違いをされた時に来院したことがあり、娘さんのような症状にもカイロプラクティックは有効であるかとご相談を受け、来院されました。

問診時には声のトーンが非常に小さく、椅子に座った姿勢はひどく猫背になっていて、立った姿勢では極端に顎を前に突き出した姿勢でありました。ご本人様によると、食欲不振、疲労感、不安感が特に強いとのことでした。

検査をしてみると身体の柔軟性は非常に高いのですが、頸椎の可動性だけ著しく低下し、頭蓋骨の可動性もあまりありません。両腕の長さは見た目では左腕がかなり短く見えます。利き目を検査すると左が利き目であり、身体の歪みの方向性を検査すると左利きに多いパターンですが、頭蓋骨の歪み方を合わせて考えると少数派の歪みを持っていることが解ります。通常このようなパターンの患者様の場合、歪みの進行程度や歪みの複雑さが強い傾向がありますが、こちらの患者様は状態としては決して悪くはないと思われます。付添いで来られたお母様にも簡単な検査を行ったところ、娘さんと同じような傾向の歪みを持っていると推測されます。

初回は頭蓋骨、副腎、四肢の矯正を行いました。食欲不振が主訴ではありますが、消化器系が主要な問題点であるという検査結果は得られませんでした。副腎はホルモンとの関わりがありますが、その旨をお伝えすると、婦人科でホルモン治療を受けているとの事でしたので、何かしらの因果関係はありそうです。

矯正を終えると頸椎の可動性は回復し、ご本人様は「肩がすごく楽です」というご感想でしたが、主訴に対してはその場で急変する性質のものではありませんので、様子をみて矯正を継続するご希望があればご連絡を下さいとお伝えしました。

2日後にご連絡を頂き、比較的調子が良好であるので矯正を継続することにしました。状態は食欲は依然として湧かないが、疲労感、不安感は軽減されているとのことでした。姿勢分析では前回のような猫背の姿勢は軽減され、この日は問題の中心は肝臓、胆嚢、骨盤であり、前回と比較して消化器系の負荷が顕著になっている状態でした。

その後週に1回の矯正を続けました。疲労感、不安感は比較的早い段階で感じなくなりましたが、食欲の方は最初の3週間ほどは果物を中心とした好みの物を中心に食べていたそうですが、一月後からは以前の食欲が回復してきたとのことでした。

こちらの患者様は胃の問題と言うよりも、胆嚢や肝臓に関する自律神経の機能低下とそれに伴う筋肉のアンバランスが症状の改善までに継続して現れていました。骨盤の関節が安定した後は、膵臓に関する自律神経の圧力変動が問題の中心になってきましたので、消化器系の弱さは元来持ち合わせていたのかも知れません。初診の時に見られた骨格の歪みの複雑さは、骨盤を矯正する際にあまり影響はありませんでした。

症例2 50代 女性 胃のもたれ
寝違いで来院された患者様ですが、頸椎の矯正がとても快適であったことと、頸椎の矯正で慢性的に感じていた胃の不快感が楽な感じがするとのことで、その後も定期的に矯正を行うことになりました。

20代のころから胃が弱いと感じていたそうですが、食べることが趣味で、食べては胃の痛みをおこしていたそうですが、40代からは慢性的な胃の不快感で食べることが苦痛になってしまい、体重も10キロほど減ってしまったそうです。現在は朝起きると胃の不快感ともたれを感じ、少し食べ過ぎると胃が苦しくなり、ひどいときは痛みを伴うそうです。また、常にお腹が張っている感じもあるそうです。胃カメラや大腸の内視鏡の検査もしたそうですが、逆流性食道炎であるとのことで、薬を処方されているそうです。

状態としては、寝違いをおこした頸椎は中部下部は可動性が亢進しているのに対し上部と後頭骨の境目は可動性が減少しており、頭蓋骨全体の緊張状態も強いものでした。胃周辺の肋骨弓付近は食道裂孔、肝臓、胃、十二指腸付近に不快感を伴う圧痛があり、腰椎、骨盤、股関節の可動性は減少していました。

矯正は1週間から10日に1回行いました。最初のころは肝臓、腰椎、肋骨弓周辺の矯正を行い、頸椎1番と後頭骨のバランスを矯正しました。こちらの患者様は頸椎1番に対して後頭骨が屈曲という状態になると、からだ全体のバランスを崩し易い傾向にあったので、毎回最後にはこの状態を確認し矯正を行いました。ご本人様は「首が楽になると胃の調子が良い」とおっしゃっていましたが、後頭骨が安定すると、肝臓、胃、十二指腸の不快感を伴う圧痛はなくなってきましたが、食道裂孔の部分は残りました。

1か月目くらいからとても便通が良くなり、常に少しお腹が張っている感じがしていたそうですが、このころから腹部全体が軽快な感じになってきたそうです。おそらく腰椎と肋骨弓が安定してきたことにより、大腸への自律神経のバランスが改善されてきたことと、姿勢の安定により腹腔のスペースが拡がり、腹部での圧力が減少したためだと考えられます。お腹の張りを感じなくなってくると、食道裂孔の不快感を伴う圧痛もだいぶ軽減してきました。

経過としては、2か月半ばくらいから、慢性的な胃もたれは感じなくなり、朝食も家族の方と同様に摂る事が出来、内科の先生のアドバイスで和食中心にしてみたところ、とても効果的であったそうです。こちらの患者様は、もともとお父様とお母様も胃が弱く悩んでいたとのことで、胃弱家系であると思われますが、腰椎のバランスが崩れ、慢性的な不良姿勢により腹腔内の圧迫の強い状態が続き、物理的な圧迫と自律神経のアンバランスにより消化器の機能に影響を及ぼし症状が現れていたものと思われます。慢性の内臓の不調の改善は、体質改善の要素が多く含まれるため、骨格と神経がバランスを保てるように、症状を感じる部分のみならず、長期的に全身の矯正を行うと効果的であると考えております。現在は来院5年目になり、月に1度、体調によっては月に2度矯正をおこなっており、無理のない程度に食べ歩きを楽しんでおられます。


症例3 60代 女性 冷え性
2年ほど前から左肩に痛みを感じるようになり、ここ2か月くらいで激痛を感じるようになってきたために妹さんのご紹介で来院されました。左肩の可動性は減少し、仰向けで万歳の姿勢をとって頂くと、左腕がかなり短く見えるからだのゆがみをお持ちでした。昔から冷え性であるとのことでしたが、私が触れた感覚でも、手先と足先がとても冷たくご本人様も「夏でも靴下を履いてないと眠れない」とのことでした。

からだの状態は、腰椎のアンバランスが目立つと同時に大腸の弱さが目立ちました。初回の矯正は大腸、腰椎、肩の矯正を行いました。腰椎のバランスが安定すると同時に左肩の可動性増加し3回目の矯正の時には、ほぼ左肩の痛みと左腕のゆがみはなくなりました。矯正の度に「手と足が温かくなる」と仰っていたので、体質改善のために左肩の改善後も2週間に1度矯正を行うことにしました。

矯正は来院の度に腰椎、肝臓、横隔膜を中心に行いました。来院から半年後の冬には「いつもの冬よりフリースが1枚少なく過ごせる」とのことでした。こちらの患者様は趣味で山登りをされるためにアウトドアウエアの知識が豊富であり、ご本人様の仰ることでは、レイヤリングという機能的な重ね着をする際に、従来の冬よりも装備が少なくて済むとのことでした。1年後の夏には、今までの夏は靴下を履いて睡眠をとっていたこと自体、今では不思議であると仰っていました。

こちらの患者様は主要なからだのゆがみの原因は、自律神経のアンバランスによる血流の問題、そして脊髄レベルでの運動神経の弱化であると考えられます。腰椎と内臓の矯正を継続することで、骨格と自律神経の安定性が保たれたので、慢性的に続いていた自律神経の問題による血流が改善されたと思われます。こちらの患者様は初回の来院から7年が経っていますが、現在では、冬でもご自宅では裸足過ごされているそうです。


症例4 50代 女性 慢性的な咳
3年ほど前から咳が強くでるようになり、病院で診察を受けた結果マイコプラズマによるものであると診断を受けたようです。薬を継続的に処方されておりますが、夜も咳で苦しんでいるために、たまたま当院の近所に引っ越してこられたために来院されました。

状態としては、咳などの呼吸器系の症状をお持ちの方の例に漏れず、肩甲骨、鎖骨、肋骨の可動性の減少、腕の筋力に弱化が見られ、横隔膜の緊張も目立ちました。立位での姿勢は左傾斜が強く、前屈みの姿勢になっていました。

初回は肝臓、腰椎、横隔膜、肩の矯正を行いました。矯正後は姿勢の改善と筋力の向上が見られましたが、様子を見て連絡しますということでした。

2回目は4日後に行いました。初回の後、咳はやはり出るものの、程度が楽である感じがするとのことで、しばらく継続して矯正をしてみたいとのことでした。前回に比べると姿勢は維持できており、腕の筋力の弱化も見られません。肩甲骨、鎖骨、肋骨、横隔膜はまだまだ改善の余地があります。この日は骨格の負担の中心は頸椎になっていましたので、先ず頸椎の矯正を行い、その後に肩甲骨、鎖骨、横隔膜の矯正を行いました。両側の肩甲骨は内旋という背骨寄りに変位を起こした状態で、特に左側が顕著でした。側臥位で左肩甲骨の内側面に接触すると、本来は肩甲骨と肋骨の間に手が入る隙間が生じるのですが、こちらの患者様は全く隙間がありません。これは肋骨上での肩甲骨の可動域の減少を示唆していると思われます。腕の位置を微調整しながら、肩甲骨を十分に矯正していきます。鎖骨の状態は、鎖骨の後方に接触すると、鈍い痛みを感じるとのことであり、その接触点から鎖骨を色々な方向に動かすと痛みが憎悪するとのことでしたので、痛みを感じない程度に徐々に鎖骨の動きを改善させていきました。肩甲骨、鎖骨、横隔膜を時間をかけて矯正すると胸郭の柔軟性は大幅に増加し、頸椎の動きも柔軟になり、ご本人様も「今まで肩が動いてなかったのが良く分かる」とおっしゃっていました。

経過としては、週に1回、肩甲骨、鎖骨、横隔膜、頸椎を中心に矯正を行い、1か月半ほどでたまに突発的に咳が出ますが、以前に比べると辛さは半分以下とのことでした。現在は来院されてから2年半ほど経過していますが、2か月目位から咳はごくたまに出る程度で、咳で夜も眠れないということはなくなってきたそうで、現在は月1回矯正をおこなっています。