本文へスキップ

西東京市 西武池袋線保谷駅の腰痛、肩こり、頭蓋骨、内臓、骨盤矯正のトップ カイロプラクティック 

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.042-422-3003

東京都西東京市東町1−6−20

症例集HEADLINE

カイロプラクティックと頚部の痛み 首の痛み 寝違え

首を襲う痛みは、頭を支えるという頚部の機能を一瞬にして崩壊させるほどのダメージを皆様に与えた結果です。当院ではカイロプラクティックにおいての頚部の研究はライフワークの一部となっており、とても興味深い症状であると考えております。急性、慢性の頚部の問題でお困りの方のお力になれると自負しております。

症例1 30代 男性
2日前に突然頚部の激痛を発症し整形外科で寝違いであると言われたそうです。日ましに痛みが強くなるためにご紹介で来院されました。

状態は仰向けで頭を持ち上げることが出来ないために、朝起きることは困難であり、10分から15分かけて何とか起き上がるそうです。起き上がった後も頚部の激痛のために手で頭を支えて歩行する状態です。動きとしては、仰向けで頭と持ち上げる、座位で右に回旋する動作が全くできず、下を向く動作はゆっくり動かせば多少出来ますが、上を向くことは全く出来ません。2日間この状態なので、頚部を動かすことが出来ないために、食事も満足に出来ないとのことでした。

検査をしてみると、仰向けで両足を持ち上げることは、頚部の激痛の為に困難であり、頚部を安定させる頸椎を圧迫した状態でも、頚部の圧迫を減少させる牽引した状態でも全く両足を持ち上げることは出来ません。頸椎と頭蓋骨の境目を若干修正する方向に動かすと、両足を持ち上げる全身の筋力は向上するので突破口になりそうです。また全く動かすことが出来ない右回旋の方向も腕と指の筋力が強くなる方向でありました。

以上の結果から判断し、まずは頸椎1番から矯正を行いました。腕と指の筋力が強くなる右回旋の方向性に頸椎1番を徐々に回旋させて行きます。この筋力の強くなる右回旋の方向は痛みで全く動かすことが出来ない方向でもありますが、筋力の強くなる方向に微調整を行うと痛みはほとんど出ることはありません。抵抗なく右回旋の可動性が増加してくると、仰向けで頭を持ち上げることが可能になりました。これは頸椎1番と頭蓋骨のバランスが安定したために、頭を持ち上げる胸鎖乳突筋が安定したためと考えられます。頸椎1番と頭蓋骨が安定すると、頸椎5番での負担の強さが目立ってきました。検査の結果、頸椎5番も右回旋の方向が安定性を増す方向であると思われ、また若干の屈曲方向がより安定性がますと思われます。この方向に矯正を行うと、仰向けで頭を持ち上げる、座位での頚部の右回旋は大幅に改善しました。次は頸椎7番の負担が顕著であるために頸椎7番の検査をしました。頸椎7番はやはり右回旋と頸椎5番とは逆に伸展位が安定する方向性であるようです。頸椎7番の矯正を行うと頚部の安定感は格段に増加しました。この時点で、仰向けで頭を持ち上げる、座位で右を向く、下を向く動作は問題なく行えました。しかし、座位で腰椎を後弯させる所謂不良姿勢をとって頂くと頸椎の痛みが若干増加する傾向にあるので、いずれ腰椎の矯正が必要になると思われます。

2回目は2日後に行いました。今朝は起き上がる動作は問題なくできたそうで、前回調べた動作の内、苦痛を感じるのは右を向く動作が若干と上を向く動作です。この日は検査の結果、頸椎の安定性は前回よりも確保できていますが、頸椎2番に負担の中心があると思われます。この日は上を向く動作に注目しながら座位で矯正を行いました。頸椎2番は右回旋の方向が筋力の強さが増すために、若干伸展させながら矯正を行い、その後頸椎7番を関節面に沿って前上方に安定させると、上を向く動作はかなりできるようになるので、頸椎7番を矯正しました。

経過としては、2日後の3回目の矯正の時には、痛みは9割5分なくなっていて、検査をしても頸椎の弱化を示す反応はありませんでしたが、後頭骨のバランスによって多少からだの安定性に影響が出るために、後頭骨の矯正と肝臓、肩の矯正を行いました。急性の頚部の痛みの場合、こちらの患者様のように頸椎がゆがみの中心である場合や、頸部に痛みがあっても頸椎がゆがみの中止でない場合もあります。後者の場合には、骨盤、内臓、肩や腕と頚部の関係性などを検査する必要があります。


症例2 40代 男性
20代のころから頚部の動きの悪さが自覚として常にあり、右を向く動作が左に比べて極端に動きづらく、頚部と右肩の付け根と頚部と頭蓋骨の境目の左側で引っかかる感じがいつもしていたそうです。1か月ほど前から頚部の痛みが強くなり、次第に背中の痛みや右肩の痛みも強くなってきたためにご紹介で来院されました。

状態は座位で右を向くことは全くできず、向こうとすると頚部と右肩の付け根に激痛が走り、左を向く可動域が90度であるとすると0度でありました。立位で後方から観察すると、両肩を結んだ位置から上の頸椎5番くらいまでは極端に右に傾斜し、そこから上の頭までは左に傾斜しています。仰向けで両腕を伸ばして万歳の姿勢をとって頂くと、右腕が左腕に比べてかなり短く見えます。両足を持ち上げて頂くと、頭を圧迫して頚部を安定させた状態の方が拳上能力が向上するので、頸椎がゆがみの中心であると考えられます。

初回はまず肝臓の矯正、次に頸椎の矯正を行いました。仰向けで頭を軽度に圧迫しながら頭を持ち上げていくと、右肩に痛みが発生します。痛みが発生する直前までの拳上を繰り返していくと、次第に右肩の痛みはでなくなりました。頭を拳上できる限界の位置で保持し、側屈と回旋運動を行います。右に側屈すると左の頚部と頭蓋骨の境目に痛みが出るので、痛みのでない場所から徐々に可動域を広げていきます。この日は時間が許す限りこの矯正を行いました。この時点で右方向への回旋は60度くらいまでは痛みなく動かすことができました。

2回目は4日後に行いました。背中と右肩の痛みはだいぶ改善していましたが、右方向への回旋は50度くらいで引っかかりと痛みが頚部と右肩の付け根に残ります。この日も頸椎がゆがみの中心であったため頸椎の矯正からおこないました。頭を軽度に圧迫しながら頭を持ち上げていくと、前回のように右肩に痛みは発生せず、拳上の限界値での動きで頸椎1番の左側に痛みが発生します。この日は座位で頸椎1番の矯正を行い90度くらいまで回旋はできるようになりました。

3回目は5日後に行いました。この日は頚部の右回旋は多少の痛みはありますが90度までは可能でした。夕方になると右肩に痛みが発生するとのことでしたが、頸椎がゆがみの中心ではなくなっていましたので、他の部分の検査をしました。検査の結果、右肩がゆがみの中心になっていました。右肩を頚部の回旋で痛みの出ない方向を探していくと、右鎖骨の外方への動きと右肩甲骨の内方への動きでした。鎖骨と肩甲骨を矯正すると頚部の右回旋での痛みはほとんど感じなくなったそうです。

経過は最初の1か月は痛みの消失と発生を繰り返していましたが、2か月目からは痛みはほとんどなく右回旋による左上部頸椎に引っかかりが出る程度になりました。慢性的な痛みの期間が長かった影響か、暫く左上部頸椎の引っかかる感じは残りましたが、週1回の矯正を継続し、最終的には右肩のバランスが最重要課題になり、3か月目には頸椎の動きは自由に動くようになり、ご本人様は「首が悪いと思ってたけど肩の方が悪かったのは意外だった」とおっしゃっていました。

こちらの患者様は右肩のアンバランスがベースとして存在し、その状態を補正するために頚部がバランスを長期間に渡り崩していたものと思われます。慢性的な症状は、矯正の進行により負荷のかかる部位の変化が起こるために、患者様には色々と我慢を頂く所もありますが、根気よく矯正を受けて頂くことにより、良い結果が産まれてくるのであると考えております。