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カイロプラクティックについてabout chiropractic

カイロプラクティックの頭蓋骨矯正で頭の形は良くなるのか?

当院では頭蓋骨矯正を行っています。これは主に頭蓋骨の基礎部分を矯正して脳から末梢神経へ円滑な情報伝達が可能になり、全身の機能を向上させることが目的となっています。我々の見解からするとからだのゆがみの成り立ちは胎児期から新生児にかけての頭蓋骨や首に掛かる過剰な負荷がによるアンバランスが原因であると考えていますので、根本的には頭蓋骨のアンバランスを改善することは、からだのゆがみの原因に介入することであると思います。これは後頭骨、蝶形骨、側頭骨、前頭骨、上顎骨という骨の安定性が重要であると思われます。この場合のアンバランスの改善とは、頭蓋骨を介して脳を包んでいる髄膜を安定させることで、神経機能を高めることであると考えています。

実際に頭蓋骨の可動性があまり良くない患者様が、からだの改善とともに頭蓋骨の可動性が増加するという傾向にあります。これは患者様が実感するには極僅かな変化ですが、「頭が小さくなった気がする」とおっしゃる方もおられます。

しかし、頭蓋骨矯正というと頭の形を治すというイメージが強いためか、「これで頭の形がよくなるかしら?」と質問をされる方が数多くいらっしゃいます。当院のWEBページのアクセスやお問い合わせにも、頭蓋骨の形の改善に関する事がとても多いのですが、矯正の主目的は神経機能の向上であり、形の改善はそれに付随するものでありますが、実際にカイロプラクティックの頭蓋骨矯正で頭の形に変化が現れるのかを検証してみたいと思います。

私には3人の子供がいますが、長女、次女は誕生時の頭の形はとても綺麗な形でした。2011年8月22日に待望の長男が誕生しました。私の仕事のスケジュールと病院の面会時間が合わずに、長男との初対面は退院の日となりました。長女と次女の例から、長男も頭の形は良いであろうと思っていましたが、その形は当院に来院されているどの赤ちゃんと比較しても、とてもゆがみの強いものでした。妻は助産師さんに「あらあら、こんなになっちゃって」と長男の頭の形について言われたそうです。確かに「あらあら」と言うよりも、当事者としては「・・・・(絶句)」と言った感じでした。待望の長男に初めてかけた言葉は「大丈夫か?ゴロちゃん(愛称)」でした。

長男の頭蓋骨            模式図
























長男の頭の形を言葉で表現するのは難しいのですが、頭蓋骨を真上から見ると、右のおでこと左の後頭部が鋭角となった平行四辺形の形であり、特に後頭部の左へのゆがみは大きなものでした。通常は後頭部の中心にある、外後頭隆起という出っ張った所が大きく左に偏っています。上記の左画像は誕生直後の長男の頭蓋骨を上から撮影したものです。画像下側が後頭部ですが左側に大きく偏っているのが解ると思います。右画像は模式図です。そのためか正面から見ると、右の耳がぺたっと頭蓋骨に張り付いているように見え、左の耳は外に大きく張り出しているように見えます。真上から耳をみると、右の耳が前方にあり左の耳が後方にあります。これは側頭骨という骨の軟骨部分に歪みがあり、後頭骨、蝶形骨、上顎骨という頭蓋骨の基礎である軟骨部分の歪みを示唆していて、問題の程度としては重篤であると考えられます。妻に言わせると、耳の張り出した左側から長男の顔を見ると、ふっくらしていて可愛いが、耳が張り付いている右側から見ると、潰れているようで可愛くないということでした。

     右側がら見た表情         左側から見た表情























上の画像は恐らく生後1週間くらいだと思います。右から見た表情は幅が狭く潰れた感じで、左から見た表情は幅が広くふっくらした感じがすると思います。右側から見た表情の画像では、耳の上の側頭骨という部分から後頭部にかけて凹んでいるのがお解り頂けると思います。後頭部は右側は小さく見えますが、左側は大きく見えます。この左右の幅の違いを実感するために、メジャーで計測することにしました。母子手帳に記載されている長男の誕生時の頭囲は31.5センチであり、実測も31.6センチとほぼ同じ結果でした。解剖学的な基準として、眉間から左右の耳の穴の中心の距離を計測してみると、右側よりも左側が長く、左右で約1センチの違いがありました。頭囲31.6センチに対する1センチの左右差というものが、ゆがみの程度として比較するデータがないので何とも言えませんが、数値化できることは今後の矯正に有益な情報であると思います。

頭蓋骨の回転軸
























矯正は退院後すぐに行いました。矯正方法はアメリカでのセミナーでお世話になった英国のスティーブウィリアムス先生の小児矯正の方法を参考にしました。長男の頭蓋骨はA-Pストレインという前後方向への歪みと、ラテラルストレインという横方向への歪みがありましたが、主要な歪みはラテラルストレインであり、歪みの軸は上記の画像の緑の矢印の蝶形後頭底結合と赤い矢印の蝶形口蓋上顎接合部であります。多くの場合、頭蓋骨の歪みはこの3点の捻じれの組み合わせによるものと考えられます。この3点のバランスを安定させることにより、神経機能の向上に加え頭蓋骨の形状にも変化が現れると思われます。この矯正方法は本来2人で行うのですが、試行錯誤の末1人で行い、夜な夜な頭蓋骨を矯正していきました。

新生児の頭蓋骨の矯正は骨盤のバランスが安定していることも重要になります。骨盤の矯正も色々試してみましたが、様々な発見がありました。まだ確証が得られないので詳細は記載しませんが、長男をある条件の元に骨盤の矯正を行うとスヤスヤと寝てしまうというものでした。当時当院に来院していた1歳未満の赤ちゃんに協力をして頂いて実験したところ、7人中4人が寝てしまい、1人は激しく泣いていたのに泣き止みました。双子のお子様には1人が泣くともう1人も泣くという状態で全くの無力でした。これはおそらく交感神経を抑制し、副交感神経が優位になる刺激が加わったものと推測されますが、条件も様々であり症例数も少なすぎるので今後の課題にしたいと思います。

経過としては現在長男は1歳7か月ですが、見た目の印象では、誕生時のような左右からの違いはあまりなくなり、眉間から左右の耳の穴までの距離の違いは5ミリほどになっています。妻の感想も現在は左右どちらから見ても、出生直後の印象とは全く異なって左右差を感じないとのことで、頭囲も成長により約47センチになっていますので、比率からするとゆがみの程度は減少していると考えられます。しかし、誕生時に著しかった後頭部のゆがみは、外後頭隆起は中央に戻ってきましたが、左右の形状の差は依然として残ります。こどもの矯正についてはこちらをご覧下さい。

新生児の頭蓋骨のゆがみは成長と共に目立たなくなっていくケースと進行していくケースが見られます。長男の場合はゆがみの程度からすると後者であると思われたために、矯正に着手しましたが、幸い程度は減少してきました。お陰様で長男は今のところ健康上の問題は特に見られませんが、頭蓋骨の歪みがあるということは、それに続く背骨や骨盤のゆがみにも影響を与え、頭蓋骨の内部にある脳や脳神経、血管にも影響を及ぼすと考えられるため、長男の持つ能力を将来に向けて最大限に引き出すためには矯正が必要であると思います。

当院には赤ちゃんも沢山矯正に見えてます。御父兄が赤ちゃんを連れて来られる目的は、小さいころから矯正を行い、安定した骨格と神経の状態を得ることで心身ともに健康な状態で、将来に向けて準備をするというものです。当院で行う赤ちゃんの頭蓋骨矯正は、頭蓋骨を矯正することで全身の機能を向上させることが目的ですが、頭蓋骨の形を変化させることが主目的でなくても、矯正を重ねると頭蓋骨の形が変化することは良く見られます。

今回は何の因果か長男の頭蓋骨がとても歪んでいたために、頭蓋骨の形を変えるという目的の元に矯正を行いましたが、上記のような改善の方向性に向かうことがある程度はできました。当院では「頭蓋骨の形を変えます!」と広告をすることは決して致しませんが、上記のような実例があるので、私と同じような境遇の御父兄の方はご相談下されば、微力ながらお力になれると思います。